ゲーム業界

【2021年版】ソーシャルゲーム会社に転職するメリットとは

どうも、だいすけ(@apainidia)です!
筆者

 

この記事では、

  • ソーシャルゲームを作ってみたい人
  • ゲーム業界で働いてみたい人

 

に向けて、実際にソーシャルゲームの運営会社で3年弱働いた僕が、実際にソーシャルゲームの会社で働くメリットを紹介します。

 

 

※ちなみに、僕のやっていた仕事は主にプランナーとシナリオライターです。

あとは声優さんの収録に同行して、演技のチェックとかもやらせてもらってました。

(今はコンシューマー会社でプロデューサーやってます)

 

 

そんな感じでソーシャルゲーム会社で仕事をする中、実際に会社で働くメリットデメリットが見えてきたので一つずつ紹介していきます。

 

 

結論から言うと、あなたがゲーム好きならメリットだらけなので、是非働いてほしいなぁと思います。

僕みたいにゲーム好きなら絶対に楽しい業界ですよ。

 

 

それでは、見ていきましょう(`・ω・)ゞ

(3分ぐらいで読めます)

 

ソーシャルゲーム業界で働くメリット

ソーシャルゲーム会社で働くメリットを紹介していきます。

 

ソーシャルゲーム会社のメリット

  • 仕事はゲームの話ばかりで、楽しい
  • 給料が良い
  • 服装と髪型が自由
  • 若いうちから仕事を任せてもらえる
  • 裁量労働制で、朝出社しなくても大丈夫
  • 幅広いことができるので、次の転職に困らない

 

こんな感じです。

 

一つずつ紹介していくね
筆者
だいふく
くわしく教えて!

 

仕事はゲームの話ばかりで、楽しい

不動産会社なら仕事中の話は不動産の話、看護師なら仕事中の話は看護の話。

当たり前なところなんですけど、ゲーム会社で働くと、仕事中の話はゲームの話ばかりです。

これ、ゲーム好きな人にとっては仕事と言えるのかわからないぐらい楽しいですよ。

 

 

それに、ゲーム会社にはゲーム好きな人が多いので、仕事に関わらず社内はゲームの話が行き交うことが多いです。

 

 

前まではソーシャルゲームの会社にはゲーム好きは少ない、と言われていましたが、その最近はむしろゲーム好きであふれているような気もします。

これには理由があって、

 

ゲーム好きじゃない人が作るゲームは面白くない

売れない

ゲーム好きを採用しよう!

 

この流れが各所で起きているんですよね。

という訳で、現場で働く人ははゲーム好きだらけです。

 

ですので、

仕事に興味が持てずつまらない…

みたいなことはならず、ソシャゲ会社はゲーム好きにとっては最高の環境になります。

 

給料が良い

他の企業に比べると、給与水準が高いことが多いです。

 

僕は銀行からゲーム会社に転職した時、実際月の手取りが10万ほどUPしたんですよね。

その分忙しくなったりするんですが、給与が上がって自分の好きなことで働けるのはソーシャルゲーム業界の良いところだと思います。

 

服装と髪型が自由

これはソーシャル…というかゲーム業界に限った話ではないんですが、服装と髪型が自由なのでスーツが嫌い、黒髪が嫌だ、みたいな人にとってはかなり楽です。

 

 

ちなみに僕は銀行時代スーツでしたが、今は楽な格好で働かせてもらってます。

外で取引会社と打ち合わせがあったりするときはオフィスカジュアルぐらいの格好はしますけどね。

 

若いうちから仕事を任せてもらえる

ソシャゲもだいぶ世の中に普及しましたが、古株のパズドラでさえ6年目です。

(2018年現在。ちなみにパズドラは2012年リリース)

 

このことから分かりますが、業界全体がまだまだ若いです。

ですので、働いてる人も若いんですよね。

ソーシャルゲームだけを取り扱う会社で言うと、40代はかなり珍しく、20代だらけです。

 

 

そんなこともあり、若いうちから本当に色々やらせてもらえます。

というか、「やりたいです!って言えばやらせてくれる」みたいな感じですね。

 

 

※トップダウン式の会社の場合はそうは行きませんけどね…グラ●ルやデレ●テで有名なサイ●ームズとかは超トップダウンな会社なのでやりたいことはできません

 

裁量労働制で、朝出社しなくても大丈夫

ほとんどの会社は裁量労働制なので、朝出社する必要がありません。

 

 

裁量労働制を簡単に言うと、仕事終わってれば別に会社来なくていいよって感じの制度です。

絶対に居ないといけないコアタイムが無いので、働く時間についてはフレックス制の会社より緩いです。

 

 

ですので、朝8時に出社するために6時に起きて7時代の満員電車に乗らないと行けない…みたいなことはないです。嬉しいです。

 

幅広いことができるので、次の転職に困らない

やりたいです!って言えば色々やらせてもらえるので、ビジネススキルが身に付きます。

人手不足の会社とかだと有無を言わさず色々やらされるパターンもありますね。(涙)

 

 

僕の場合、26歳という若さでチームリーダーだったりマネージャー(課長みたいなもん)をやらせてもらえたんですが、一般的な企業だと26歳で管理職なんて無理です。

 

 

と、まぁ26歳なんてまだまだひよっこなんですが、この歳でマネジメント経験があるってなると割と色んな企業から重宝されます。

リーダー業務以外にもレベルデザインもやってシナリオも書いて…って本当に色々やってたのもあると思いますが、転職するときに役に立って、今の会社は本当にスっと決まりました。

 

ソーシャルゲーム業界で働くデメリット

メリットばかり語りましたが、光があれば陰がある、ということでここからはソーシャルゲーム会社で働くデメリットを紹介していきます。

 

ソーシャルゲーム会社の注意ポイント

忙しいので職種によっては休日対応もある

優秀な人が多く、無能は辛い

どこかで見たようなゲームを作る事が多い

IPは版元の力が強すぎて、やりたいことができない

 

ぶっちゃけて言うと、これだけ見て、

「うわぁ……」

と思う人は多分働いていけないと思います。

これでも働いてみたいなぁ、ぐらいに思う人ならやっていけますのでご安心を。

 

だいふく
また一つずつ教えて!
りょーかい
筆者

 

忙しく、職種によっては休日対応もある

もうこれに尽きます。

と言うのも、お分かりのとおりソシャゲは24時間遊べるわけです。

さすがに深夜帯に常に監視している人はいませんが、不具合が起きるとすぐ対応しないといけないんですよね。

 

 

不具合が起きるタイミングは様々で、夜中に不具合が起きることもあれば、土日に起きる事もあります。

そんな時に対処しないといけない職種もあるわけで、そういう人たちはぶっちゃけ土日とかあんまり関係ないです。

プランナーとかサーバーサイドエンジニアとかに多いです。

 

優秀な人が多く、無能だと辛い

ソーシャルゲームの会社は少数精鋭で運営している会社が多く、無能には少々辛い環境です。

実際僕が業界未経験で入った時はそれなりに売れているタイトルだったのでメンバーも多く、少数精鋭ではありませんでしたが、右も左も分からないのでかなり辛かったですね。

 

 

この辺は慣れてくると問題ないと思うので、今の会社で無能扱いされてなければ大丈夫だと思います。

 

 

というか、ゲームの仕事に向いてない(or突出したものが無い)人だとそもそも業界に入るのが難しかったりするので、ここはあまり気にしなくていいかもしれません。

入れた=会社から役に立つと思われてる、ってことなので。

 

どこかで見たようなゲームを作る事が多い

パズドラが流行ればパズルゲームが世の中に広がりましたよね。

ラブライブが流行ればデレステやバンドリ!が流行りましたよね。

 

それと同じように、似たようなゲームが世の中にばんばん出ます。

 

 

開発力の強い会社はオリジナル要素のかなり強いゲームを出せますが、多くのソーシャルゲーム会社はそこまで開発力が無いので、売れたゲームの2番煎じになることが多いです。

なので、新しい仕様をどんどん作りたい人には少し窮屈かもしれません。

 

 

ここからはちょっと裏事情的な話になるんですが、そういう2番煎じのゲームって世の中的には「パクリゲーが出された」と思われがちですが、実はそうではありません。

 

 

ゲームの開発って最低でも1~2年は掛かるんですよね。

つまり、どの会社も企画段階で世の中に存在しないオリジナル要素の強いゲームを作ろうとするんですが、開発期間がどこも似たような感じなので新しいゲームがリリースされるタイミングが他の会社と重なるんです。

 

 

だいふく
だから同じタイミングで似たようなゲームがリリースされまくるんだね
そういうことだね
筆者

 

その中でもリリースが一番だったり、クオリティが高いゲームだけが生き残っていく…みたいなイメージです。

 

IPは版元の力が強すぎて、やりたいことが出来ない

自社の開発力が弱いが故に、IPの力を使ってゲームを運営する会社は増えてきてますね。

 

 

だいふく
IPってなに?
ワンピースとかまどマギみたいなオリジナルじゃないコンテンツのことだよ
筆者

 

つまり、ワンピースであればゲーム開発会社が集英社や原作者からワンピースを「借りて」ゲームを運営しているわけです。

 

 

極端な話、集英社がOKと言わないと何もできないので、あまり自由度の高いことはできません。

ただし、聞いた話ではKLabなんかはかなり開発力と業界からの信頼も高く、IPですがかなり仕様にも意見を言えるそうなので、一概には言えませんね。

 

 

もしIPのゲームを作りたいときは、geeklyがゲーム会社全般の会社情報に詳しいので一度話を聞いてみるといいですよ。

 

 

 

狙い目の会社の見つけるポイントを紹介

さて、ここまでメリットデメリットを紹介してきましたが、ここからはソーシャルゲーム業界で働きたい人に向けてどういう求人を狙えばいいのか?を紹介していきます。

(求人はリクナビNEXTで見れます。無料ですよ。)

 

 

自分で探すのが面倒!って人は特化型エージェントに探してもらうべきなので、下記の参考記事をご覧ください(`・ω・)ゞ

 

(エージェントを使って労力ほぼ0で転職する方法を紹介してます)

 

未経験可の求人を出している会社

当たり前ですが、未経験可の求人を出しているところは就職しやすいです。

最近の業界のトレンドとしては、未経験でも良い人がいれば積極的に採用していこう…みたいな流れになっているので今は売り手市場で転職しやすいはずです。

 

 

人が来なさすぎて未経験を募集してる…みたいなところは少ないので、未経験可求人を出している企業は求人応募してみるといいですよ。

(プチ情報ですが、人が来なさすぎる会社は、本当に人手不足なので未経験を雇える力が無く、経験者のみを採用しがちです)

 

第二新卒を募集している会社

未経験可求人を出している中でも、特に第二新卒(新卒〜3年目までの若手)を募集しているような会社は狙い目だったりします。

 

 

応募するときにドンピシャ第二新卒なら超ラッキーなんですが、そうでなくてもポテンシャル採用をするような余裕のある会社ということなので、未経験でも採用されやすいはずです。

 

複数のタイトルを運営している会社

ここからは業界に入ることだけではなく、ホワイト企業を狙いたい場合に知っておいてほしい内容です。

1タイトルに依存しているような会社は、経営の波が激しく、一発屋芸人の如く沈んでいく会社が多いのであまりおすすめできません。

 

複数タイトルを運営(ヒット)できているということは、ゲームを開発〜運営できるノウハウを構築しているということです。

つまり、ノウハウを作っていく中でそのノウハウを改善し続け、ホワイトな運営ができますよね。

 

 

それとは逆に、1タイトルしか運営(ヒット)していないところはノウハウが詰まっておらず、パワープレイに走りがちです。

変なブラック企業に入社しないよう、気をつけましょう。

 

 

(なんだかんだ言いましたが、やっぱりこの辺りは僕なんかよりもエージェントが詳しいですね)

 

まとめ|事前にしっかりと行きたい会社の情報収集をしておくべし

ここまで、ソシャゲ会社で働くメリットデメリットだったり狙い目の会社の探し方みたいなところを簡単に紹介してきました。

 

 

ゲーム会社で働きたいなら、僕が紹介した内容が本当なのかどうかも含め、事前にしっかりと行きたい会社のことを調べておきましょう。

転職会議とかを見るのもオススメです。

 

あなたとゲーム作りにご縁がありますように(`・ω・)ゞ

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

だいすけ(@apainidia)でした!

筆者

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