どうも、過去に2ヶ月以上の入院を繰り返した経験がある筆者が、入院中ならではの悩み、”睡眠不足”について解説していきます。
入院中の皆さん、もしかして
- 病状による辛さ(しんどくて眠れない、これからどうなるんだろう…etc)
- いつもと違うベッドと枕
- 大部屋の他の患者のいびき
- 看護師の巡回
- 同室にライトを消さない人がいる
- 仕事や留守中の家に対する漠然とした不安
こういった普段と違う環境で生活しないといけない状況で、眠れない辛さに、疲れもピークに達しているのではないでしょうか?
僕も入院当初はこの悩みに悩まされました。本当に辛いですよね…
ですが、僕は眠れないときにとあることを実践したおかげで、入院中でもぐっすりと眠れることができるようになりました。
今回は、眠れるようになる方法を僕の体験談も踏まえてお伝えします。
眠れない時に試してほしい5つの方法
まず第一に考えてほしいのは、”あなたが辛いのかどうか”です。
眠りたいのに眠れないのは本当に辛いですが、眠れないことが苦痛でないのであれば、無理に眠る必要はないのです。
テレビを見たり、スマホ触ったり、音楽聞いたり…案外、消灯時間後もできることは沢山あります。
ただし、辛い場合は我慢する必要はありません。
少しでも辛いなら、すぐに看護師や医者に相談しましょう。
ここからは、実際に僕が試した方法です。どれも効果的ですよ。
睡眠導入剤をもらい、無理やり眠る【睡眠薬が最強】
これが最も確実です。
眠れないと感じたら、医師に相談して、すぐに相談しましょう。
よほどのことがなければ処方してもらえるはずです。
睡眠導入剤と言っても一概には言えず、体に優しいもの、即効性のあるものからゆっくり長く効くものまで様々なので、どのように眠れないのか(寝付けない、何度も目覚めてしまう)を担当医に正しく伝えましょう。
ただし、病状によって処方されない場合がありますのでよく医師と相談してください。
僕は肝臓が悪くて入院していたので、睡眠導入剤を出してもらえませんでしたが、大部屋で同じ部屋になった殆どの人が睡眠導入剤を貰っていたので、医師に相談すれば比較的容易に貰えるようです。

夜眠れるように、昼寝をしない
入院中は日中もすることがないため、ベッドで寝ている間にウトウトしていつの間にか寝てしまうことが多いです。
その結果、夜眠くならない…みたいなことが結構あります。
日中は読書をする、動画を見る、院内を散歩してみる、などして、自分なりに時間の潰し方を見つけてみてください。特にベッドから動いてもいい場合は散歩がオススメです。

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【消灯後にスマホや読書】眠ろうとしなくて大丈夫
入院の目的は体を治すこと。つまり、睡眠はとても大切…
と思いがちですが、実は睡眠しなければ体が良くならないなんてことはありません。
体を横にして目を瞑るだけで、体は休息モードに入るので、体は回復に向かいます。
わかりやすい例だと、朝擦りむいたりしても、夜になるとうっすらカサブタになってることってありますよね?
これは、起きている時でも、体は徐々に回復しているということです。

さすがに何日も眠れないのは問題がありますが、
実際に僕は一睡もできなかった翌日の検査で数値が悪くなることはありませんでしたから。

入院中はどうしても「寝ないと治らない…」と思いがちですが、
「別に寝なくても治るし、入院中は体のことは先生に任せよう」
ぐらいに気を楽に持ちましょう。


眠れないときは、リラックスできる音楽を聞く
スマホや音楽プレーヤーはお持ちでしょうか?
もし持っているなら、ぜひ「リラックス BGM」や「睡眠 BGM」とgoogleなどの検索エンジンで検索してみてください。結構長めのBGM(60分ぐらい)がたくさんあると思うので、自分が気になるBGMを聞きながらゆっくり音楽を聞いてみてください。
脳をリラックスさせて睡眠を促すα波が出ているBGMがオススメです!
ただし、共同部屋ならイヤホンの音量は極力小さくしましょうね。
病院で売っているイヤホンでも大丈夫なんですが、どうせ同じぐらいの値段を出すなら寝ていてもコードが絡まず使いやすいBluetoothイヤホンを使うのをおすすめします。
(ただし、ワイヤレスのイヤホンはテレビに繋げないのでテレビ見ない人向けです)
【相部屋でイライラするとき】どうしても眠れない場合、部屋の移動希望を出す
これも有効な手段です。僕も実際にしたことがあります。
- 他の人のいびきがうるさい
- ナースステーションやエレベーターが近く、人の気配が気になる
- 部屋の空気が気になる
こんな時に有効です。
もし他の部屋が空いている場合は希望を出してすぐに部屋を移動してもらえるかもしれません。
おそらく理由を聞かれると思うので、「他人のいびきが煩くて眠れません」と、正直に言いましょう。
理由を言わずに部屋を移動してしまうと、移動先の方が今より患者のいびきがうるさい…なんてことにもなりかねないので、理由は看護師に正直に伝えることをおすすめします。
ちなみに、部屋の空気が気になるっていうのは結構直感的な問題なんですが…実際に僕がいる部屋に移動してきて、
「前の部屋はなんとなく空気が重くて、全然眠れなかったけどこの部屋だとぐっすり寝れる」
と言っていた患者さんがいたので、気になる場合は看護師さんに伝えてみるといいでしょう。
【追記】入院中に眠れないときは、アロマの力を借りるとぐっすり眠れるようになる
病院で眠れない大きな理由の一つに、普段と違う環境で無意識に緊張してしまっているというものがあります。
つまり、リラックスすれば問題なく眠れるようになるのです。
とは言え、病院では人の気配もありますし、枕も合わないですし、なかなか簡単にリラックスすることはできないですよね。
ですが、そんなときでもリラックスできるようになるたった一つの方法があります。
それは、香りによって心を落ち着かせること…つまり、アロマオイルを使うことです。

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補足|入院中に眠れないときにイライラを少しでも収める方法
眠れないのは辛いですし、同じ部屋の別の患者さんが爆睡していたりするとイラっとしたりするかもしれませんが、そんな時はすぐに看護師さんや担当医に相談してみましょうね。
看護師や医師に相談してもなかなか返事が返ってこなくて困っているあなたはこちらの記事も是非読んでみてください。
【さいごに】入院中に寝れないなら、何か行動を起こそう
いかがでしたでしょうか。
今回は少し抽象的な対策も多かったですが、アロマを使ったりマクラを変えてみたりすることで眠れるようになることもあります。アロマは僕も実際使って、本当に助けになりました。
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眠れないのは本当に辛いと思いますが、一度眠れるようになると後は自然と毎日眠れるようになるので、始めは大変ですが、色々と試してみるのをおすすめします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。