

ギークリーはもともとIT/WEB・ゲーム業界の転職に強く、転職する人の間では有名だった転職エージェントですが、最近はツイッターや駅構内でも広告を見るようになって、知名度が上がってきましたね。
この記事では、実際にギークリーを使った僕が、ギークリーを使って転職活動をする際に気をつけなければいけないことを紹介します。
この記事の内容
- ギークリーの転職支援はレベルが高く、かなりおすすめ
- 非公開求人の数がとにかく多い
- 少し押しが強いが、実際はメリットでしかない

【前提】ギークリーはどういう転職エージェント?


ギークリーの大まかな特徴については、詳しく別記事で紹介しているのでこちらからご覧下さい。
ギークリーは提案してくれる求人数が多い
皆さんが転職エージェントを使う大きな理由の一つが非公開求人だと思います。
分からない方に説明しておくと、非公開求人とは、世の中には出回っていない、転職サイトでは見ることができないエージェントからしか紹介してもらえない限定求人のことです。
転職エージェントの多くはこの非公開求人を提案してくれるので僕は積極的に転職エージェントを使うべきだと考えています。
どこの転職エージェントでも非公開求人は紹介してもらえるのですが、僕が転職活動をしていたときは、同じゲーム系の転職エージェントの中でもギークリーが最も多くの非公開求人を紹介してくれました。
だいたい普通の転職エージェントだと30~40ほど紹介されるのですが、ギークリーでは約60件の求人を紹介してもらえたんですよね。
数が多いだけで質が低ければ意味がないのですが、僕に紹介してくれた非公開求人はどれも申し分ない内容。
伸びシロのある企業求人から超大手の求人まで、数多くの求人を紹介してもらえました。
ギークリーは公式サイトでも非公開求人数だけで10,000件以上(19年12月時点)と発表していますから、公式サイトの言っていることは嘘ではないのでしょう。
提案してくれる求人数が多いというのは選択肢が広がるので、多いに越したことはありませんよね。
ギークリーのコンサルタント(エージェント)の業界知識レベルがダントツ
コンサルタント(転職エージェント)は転職のプロなので、自己PRの書き方や面接で好印象を与える方法など、転職活動についての知識量は誰よりも多くないといけません。
これは、どの転職エージェントでもしっかりとしているのですが、いざ業界の中の話や業界の専門知識について詳しい転職エージェントというのはなかなかいないんですね。
例えば、ゲーム業界で言うと「今何が流行っているのか」、「この企業が出しているゲームはここがスゴい!」などを語ることができる転職エージェントはあまりいません。
実際僕もギークリーを使う前はコンサルタントに専門的な知識をそこまで求めておらず、知識レベルにそこまでの期待はしていなかったのですが、一度面談してみて印象変わりました。
なぜかというと、ギークリーコンサルタントは本当に知識量や知識のレベルが高かったからです。
僕の担当をしてくれたコンサルタントは、ゲーム業界の知識レベルは現場で働いている僕と同じぐらい、もしくはそれ以上でしたし、求人先が出しているゲームの中身についてもしっかりと話ができる優秀な方でした。
スク●ニから出ている、某星の海を渡るゲームを開発しているA●Aの会社の求人が出ていましたが、非常にコアな話ができたのを鮮明に覚えていますw
ここにRinker貼る
他のゲーム系の転職エージェントは、「ゲームはあまりやりません」「最近ソシャゲはちょろっとやるようになりました」みたいな方が多く、正直お任せするのに少し躊躇しました。
が、ギークリーはそういう意味ではとても安心して転職活動のサポートを任せられるエージェントに感じたので、本気でゲーム業界に行きたいならギークリーを使うべきなのは間違いありません。
ギークリーは未経験の転職にも強く、未経験からでも正社員採用の実績がしっかりとあった
正直に話すと、未経験の転職は転職エージェントによって当たり外れが大きいです。
例えば、未経験でも強くプッシュしてくれるエージェントもあれば、「まずはバイトから始めたらどうですか?」といった消極的な提案をしてくるエージェントもいます。
どちらも一長一短ですが、実際に未経験で働いた僕が断言します。
未経験で業界に入りたい人は、猛烈にプッシュしてくれるエージェントを使うべきです。
ギークリーはそういった意味でも非常に優秀な転職エージェントで、そもそもギークリーは経験者にも結構押しが強い転職エージェントなので、未経験の人だと尚更押しが強いです。
ただ、これはとても良いことで、押しが強く積極的に転職支援をしてくれるので、業界未経験者でも安心して転職活動をお願いすることができます。
とは言ったものの、未経験の方にとってはギークリーが本当に未経験に強いのかどうかは気になりますよね。実際僕も未経験のときは、どの転職エージェントを使うのが良いのか非常に悩みましたから、気持ちはよく分かります。
実際にギークリーを使ったときに未経験の方の転職実績をギークリーのコンサルタントに聞いてみましたが、コンサルタントいわく、未経験でもたくさんの方が転職に成功しているとのことでした。
ついでにどこに内定したのかも少し聞いてみたのですが、小さな会社から某大手RPG制作会社まで、幅広く未経験でも内定が出ているらしく、未経験での転職にも非常に力を入れているように感じました。
(某最後のファンタジーを作る会社さんのへの内定実績もあるようでした)
ゲームだけに限らず、IT/WEBでも実績をしっかりと出していますし、そもそも未経験の方のために転職支援が充実しているというのは公式サイトでも紹介されているので、IT/WEBに未経験で行きたい方にもぜひ使ってほしい転職エージェントです。
ギークリーは連絡や対応が素早く、安心して転職活動を任せられた
転職活動では他の人に求人を取られないように、応募をスピーディにする必要があったり、急いで面接の日程調整をしないといけなかったりでスピードが非常に大切です。
ですが、こちらがどれだけ急いでも転職エージェントからの連絡が遅いと意味がないんですよね。
ギークリーではないのですが、昔連絡がかなり遅いエージェントを使ったことがあり、非常に苦い経験をしたことがあるのでギークリーはどうなのか不安でしたが、ギークリーはコンサルタントからの連絡は非常にスピーディで、それでいてとても丁寧だったのが印象的でした。
(逆にコンサルタントがいつ寝てるのか不安になるレベルなのですが、そこについてはあまり触れないようにしておきます。。)
【実体験】ギークリーを使って失敗だったと思うこと


ちなみに、僕が実際にギークリーを使って失敗だったと思うことは
- 面談に行くのを躊躇してたら、求人が他の人に取られてしまっていた
- 受けたくない求人の応募を提案された
- あまりに優秀なので、他エージェントと比較を怠った
です。
あなたがギークリーを使うときに絶対に気をつけてほしいことを、これらに沿って紹介していきますね。


ギークリーにはやく面談に行けばよかった
ギークリーは最初に簡単な登録を済ませた後に面談の日程を決めるのですが、僕がたまたま忙しかったのもあって、
「面談は少し後でも良いかな?」
と想い、面談の日程を決めないまま放置していたんです。
その後、少し経ってから面談に行って希望する求人を伝えたら、なんと僕が狙っていた企業の求人は今は無い、と言われてしまいました。
コンサルタントの方に詳しく教えてもらうと、
「その会社の求人は少し前まであったけれど、少し前に他の人が内定を勝ち取ってしまったので、募集が終了してしまった」
という事実が発覚したんですよね。。
少し無理をしてでも面談に行けば良かった…!
と激しく後悔したので、もし面談に行こうか行かないか迷っている人や、そのうち行けばいいや…と思っている人は特に気をつけてほしいです。
僕みたいに後悔しないためにも、なるべくはやく面談をすることをお勧めします。
コンサルタントから提案される興味がない求人を、しっかり断るべきだった
先ほども紹介しましたが、ギークリーでは非常にたくさんの求人を紹介されます。
(60件近く紹介されたときは、正直驚きました…(もちろん良い意味で))
それ自体はとても良いことですし、求人の質も高いので申し分ないのですが、紹介された求人が多い分、「応募しませんか?」とコンサルタントから提案される回数も多いです。
ここで本来気をつけるべきことは単純で、あまり興味がない求人でも応募を促進されるので、しっかりと断らないといけないんですよね。
ですが、僕がそこをうやむやにしてしまって、結局興味の無い求人も応募を進める話になってしまったことがありました。
これは僕だけじゃなくて、転職エージェントや求人を出している企業にも迷惑が掛かる行為なので、あまりにも興味の無い求人の応募を提案されたら、ハッキリと断りましょう。
※「少し気になる」ぐらいなら応募するべきだと思うので、その辺はギークリーのコンサルタントと相談して決めるのが良いですよ。
ギークリーだけでなく、他エージェントとしっかり比較すれば良かった
ギークリーが優秀に感じたこともあり、僕が使う転職エージェントはここだけで良いかな?と思って他のエージェントと比較せずに転職活動を進めてしまっていたのですが、これが本当に失敗でした。
というのも、転職エージェントには独占求人というものがあり、これは非公開求人とは違って、そのエージェントでしか応募できない求人があります。
(非公開求人は転職サイトから見えないだけであって、どこの転職エージェントでも紹介されます)
後から発覚したのですが、ギークリー以外の転職エージェントで取り扱っている独占求人に、個人的にとても魅力的な求人があったんです。
それに気付かなかった僕は、他の転職エージェントが持つ独占求人に応募できず。
勿体ないことをしたな…ちゃんと複数転職エージェントは使うべきだな…と後悔しました。。
独占求人がどういったものなのかを知るだけでも転職活動に対する視野がググっと広がるので、ギークリーを使おうと考えている方も、ぜひ一度ギークリー以外のエージェントを使ってみて比較してみてください。
ギークリー(Geekly)を使いたい人へアドバイス


まずはギークリーで面談をして、転職するかどうかを決めるべき
もし、どのエージェントを使おうか悩んでいたり、そもそも転職するかどうか悩んでいるのであればなるべくはやくギークリーのコンサルタントと面談しましょう。
そうしないと、いつまで経っても先に進めないだけでなく、本当なら応募できたはずの優良求人、行きたかった企業が出している求人に応募できない、なんてことにもなりかねません。
(実際に僕がそうでした)
ですので、なるべく早い段階でのギークリーコンサルタントとの面談を激しくおすすめします。
今の企業に残るべきかどうか、転職するべきタイミングはいつなのか…なども教えてくれるので、転職するかどうか悩んでいる人はまずは一度面談してみるとよいですよ。

提案された求人全てに応募する必要はない
この記事の中でも何度かお伝えしていますが、ギークリーでは莫大な数の求人を紹介されます。
どれも質の良い求人ですが、だからと言って全ての求人を応募する必要は全くありません。
「この求人おすすめなので応募しましょう!」とどれだけ強く提案されても、興味が無ければしっかりと断りましょう。
提案求人を断るときは、しっかりと理由を伝える
提案された求人を断るときは、しっかりとなぜこの求人に応募したいと思わなかったのかを伝えられるようにしておきましょう。
断る理由については、例えばですが
- 給料が低い
- 平均残業時間が多い
- 業務内容に魅力を感じない
こういったシンプルな理由でOKです。
しっかりと自分の考えを伝えばければ、コンサルタントもどういった条件の求人を紹介すれば良いのか分かりませんから、思ったことは正直に言いましょう。
そうしていると、ギークリーのコンサルタントもあなたの要望を理解してくれるようになるので、より的確な求人や転職方法を紹介してくれますよ。
必ず他の転職エージェントと比較する
どれだけギークリーに魅力を感じても、必ず他の転職エージェントと比較しましょう。
先ほども触れましたが、それぞれの転職エージェントが独占求人を所有しているため、一つの転職エージェントを使うだけでは自分に合った求人を見つけることが難しいです。
※比較対象は、レバテックキャリアやワークポート等がおすすめです
どのエージェントと比べたらいいか分からない方や、ギークリー以外のおすすめの転職エージェントが知りたい方はこちらからチェックしてみてください。
ゲーム業界で転職したい 未経験だけどゲーム業界で働きたい と言う方に向けて、未経験、経験者別にゲーム業界に転職するときに ... 続きを見る【未経験可】ゲーム業界の転職で役立ったおすすめ転職エージェント
【まとめ】Geeklyで失敗しないためには、自分の軸をしっかりと持つこと

ギークリーで失敗しないコツまとめ
- まずは面談をする(良い求人が他人に取られてしまう)
- 提案された求人全てに応募しなくてもよい
- 求人の提案を断るときは、理由を添える
- 必ず他の転職エージェントと比較する
自分の軸をしっかり持っていれば、求人もしっかりと選びながら転職活動を進めることができます。
提案力が強いコンサルタント(エージェント)なので、ギークリーは転職活動のメインパートナーに非常におすすめなのです。
ただ、自分の軸を持っていないと転職活動が長引くだけでなく、内定が仮に出ても企業とあなたが合わず、また転職活動をするハメになってしまうかもしれません。
そうならない為にも、自分の軸はしっかり持っておきましょうね。

