今回は、ゲーム業界で働く際にどういったスキルが必要になるのかを経験者向けに解説していきます。
- 既に業界にいるが、転職したい
- 今のスキルや経歴がどのように参考になるのか知りたい
- ポジションを上げるために必要な要素とは
という方に向けた記事になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
筆者のゲーム業界で働いている経験、採用にも携わったことがある経験や知識を活かしてどこよりも分かりやすく紹介していきます。
各職種ごとに求められるスキルは異なる
ゲーム業界は会社によって業務内容や風習、働き方などが大きく異なります。
しかし、広い視野で考えると求められるスキルの根底はいずれも同じです。
この記事では
- 共通して求められるスキル
- 各職種別に求められるスキル
を紹介していきます。
転職時に共通して求められるスキル
ゲーム業界への転職で経験者に求められるポイントは、
- マーケティング能力
- マネジメント能力
- 企業文化 / コロナ禍への対応
これらが共通のスキルとして求められます。
この根底の考えに加えて、それぞれの職種によって求められるスキルが変わってきます。
ゲームプロデューサー
ゲームプロデューサーに求められるスキルは、
求められるスキル
- 予算管理能力
- マネジメント能力
- コンテンツとビジネス両方をフラットに見れる判断力
が求められます。
スキルではないのですが、プロデューサーでの転職は、過去に携わってきたタイトルが自分の経歴を表すことになるので、自身がプロデューサーを担ったタイトルの総出荷本数が何よりも強力な武器となります。
ゲームディレクター
ゲームディレクターに求められるのは、
求められるスキル
- プランナーを統括・指示する能力
- 誰よりも強い担当コンテンツへの知識
- マネジメント能力
また、プランナーが行う業務の指示を出すポジションであるため、ディレクターは幅広い業務スキルが求められます。
そういったことから、プランナーとして多くの業務経験を詰んだ後、ゲームディレクターへの転職を検討するプランナーが多いようです。
ゲームプランナー
ゲームプランナーの転職に求められる能力は、
求められるスキル
- コミュニケーション能力
- 幅広い担当業務を熟せる柔軟性
- エンタメに対しての知識
が特に求められる傾向があります。
ゲームプランナーで転職を行う際は、可能であれば積極的にキャリアアップを狙っていくのがおすすめです。
業界内で数年経験を詰めば大手で働ける可能性も高く、プランナーからディレクターへのキャリアアップ転職ができる可能性もあるため、幅広く求人をチェックしてみることをおすすめします。
ゲームエンジニア
エンジニアには、
求められるスキル
- 汎用的な言語理解能力
- 進行管理能力
- コミュニケーション能力
が強く求められます。
ポートフォリオが求められるケースや実際に書いたコードを求められるケースも非常に多く、転職活動の準備に時間を要する必要もあります。
また、マネジメント能力があればリードエンジニアへのキャリアアップを検討してみるのも良いでしょう。
デザイナー / イラストレーター
デザイナーやイラストレーターなどのクリエイティブ職に求められるのは、
求められるスキル
- 解剖学・デッサン能力などの基礎力
- 幅広いジャンルへの知識
- マネジメント能力
といった能力です。
外部制作会社への発注業務も行うケースが多く、対外的なコミュニケーションを行うためのビジネススキルがあれば尚良しと言えます。
まとめ|今のスキルを活かして転職するためには
今回は業界経験者向けに、ゲーム業界で今のスキルを活かして転職するために必要なスキルを紹介してきました。
どの職種にも共通して求められるスキル、各職種別に必要なスキルそれぞれをしっかりと日々磨いておきましょう。
また、スキルを活かす場所を探すのも大切ですが、それと同様にあなたのスキルを必要とされている企業がどこなのか、を把握することも転職を成功させるためにはとても重要です。
自分がどこの企業に必要とされているのか、を把握するためには企業との繋がりを持つ業界特化型の転職エージェントを活用するのもおすすめです。
ぜひ転職活動の際に参考にしてみてください。