どうも、第二新卒で地方企業から大手企業に転職を成功させただいすけと申します。
この前、会社の第二新卒で入社した同期と面接について少し話をする機会がありました。
「そのとき、面接対策って何した?」
という話が出ましたが、みんな決まって
「したけど、最初はどこを調べても同じような模範解答ばかりでかなり困った」
と言い出す始末でした。
ちなみに僕もそのうちの一人です。
(ちなみに、対策方法はちゃんとあります。この記事で説明します)
余談ですが、うちの会社では模範解答を言うと間違いなく落ちます。
話を戻しますが、基本的に第二新卒の採用は新卒時代に比べると狭き門です。
実際、僕の会社は結構大手な方だと思うので新卒は結構な人数を採用しますが、
入社した後に聞いた話だと、第二新卒で採用する枠は1年で10人いないぐらいだと言っていました。
第二新卒は通年で募集していますから10人というのがいかに狭き門なのかがわかると思います。
では、その狭き門を潜るにはどうすればいいのか?
この記事では、実際に僕が面接で聞かれた質問から第二新卒の面接に必要な対策方法や思うことを
まとめているので、隅から隅までしっかり読んでみてください。
第二新卒で転職を成功させるには?
第二新卒の転職は、一般の転職とは違って第二新卒のやり方があります。
その第一歩として、第二新卒に強い転職キャリアアドバイザーに無料相談をしてみましょう。
\第二新卒なら必ず使いたい/
第二新卒の面接で実際に聞かれた質問(ゲーム業界)
やっぱり、まずは何を聞かれたのかが気になりますよね。笑
そんなあなたのために、僕が実際にされた質問で覚えていることを全てここで紹介します!
ちなみに、忘れないでほしいことが一つだけあります。
それは
面接官は人間だということ
です。
つまり、これと同じ質問が飛んでくる可能性は低いということ。
面接はコミュニケーションなので、その時々によって内容も大きく変わることをお忘れなく。
あと、この章で説明しているのは最終面接でのやりとりです。
一次面接で既に社風に合うか、ビジネスマナーが備わっているかの適正は見られた後なのでで、最終面接はかなり具体的な話が飛んできました。
ではでは、実際にどういう質問をされたのか見ていきましょう!
質問に対して、箇条書きで僕の答えと考えを書いてるので要チェックです。
(実際にこんな機械的に発言してるわけじゃないですからねw)
前職の退職理由は?
僕の回答
- やりがいを感じなかったから
- 僕は自分の好きなことを仕事にしたいと気付いた
- 学生時代は、陸上競技に打ち込みすぎて就職のことを真剣に考えていなかったので企業と僕の価値観が合わなかった
- ゲームをしていると、もっとこうすれば面白くなるのに…と思うことがよくある
- 誰にも負けたことがないゲームがある
ここで大切なのは、前職で感じたミスマッチをどう防ぐのか
というところですね。
あと、僕がここで自分なりに良かったと思うのは、
部活をしていたからしっかり企業研究をしなかったというクズエピソードを
正直に告白をしたこと
だと思っています。
理由はともあれ、最後は一緒に働きたいと思ってもらえることが大切ですからね。
正直が一番です。
とは言っても限度があるので、クズエピソードをクズすぎないように伝える努力はすべきだと思います。笑
自社のゲームについて、良かったところと改善ポイント
僕の回答
- (ソシャゲだったので)片手でできるところが良い
- グラフィックとシナリオのクオリティが●●(競合他社)に比べて個人的に好み
- ターゲットが求めているゲーム性とズレてきている印象を受けた。
- 毎回頭を使うので、手軽さがない。オートモードを出すべき
- クロスメディア展開すべき(そのタイトルをゲーム以外に展開しないのか?)
なかなか具体的に伝えれずに申し訳ないのですが
ここでも正直に良かったところと改善ポイントを伝えました。
ちなみに、最終面接は一つ一つの解答に対してかなり鋭いツッコミが飛んでくるので
わからない部分はわからないと素直に答えましょう。
余談ですが、最後のクロスメディアの質問は、地雷を踏んでしまったので素直に謝りました。。
(普通に音楽やらアニメやら展開してたので勉強不足でした…w)
好きなゲームは?
僕の回答
- ぷよぷよ(レート対戦以外で負けたことがない)
- 音ゲー(小学校の頃からBEMANI好き)
- FFシリーズ(特に9のシナリオ)
- スターオーシャンシリーズ(3のバトルが好き)
- テイルズシリーズ(特にリメDの操作性)
などなど。趣味全開でちょっと恥ずかしいですが、ゲーム業界らしい質問だなぁと思います。
(面接の前に会社にはどんなゲームが好きかをリストにして提出済なのでその中でも特に好きなものを説明しました)
ゲーム業界以外でも、よく、好きな製品は御社の●●で〜みたいな模範解答がありますよね。
僕はこういう手の質問、変に媚を売らずに正直に答えていいと思いますね。
ただ、ただ正直に答えるだけではダメです。
好きなものを答えると間違いなく好きな理由を聞かれるので
なぜ好きなのか?を説明できるようにしておく必要があります。
(ちなみに、好きなゲームが同じ人は仲良くしましょうね。Twitterフォローよろしくお願いしますw)
君の今の仕事と比べると、うちはかなりしんどいと思うけど大丈夫?
僕の回答
- 好きなことを仕事にしたいので、大丈夫。
- 部活してたから忍耐力はある。
第二新卒の面接は、新卒面接と違って(?)、面接官もかなり現実的な話をしてきます。
給与の話、福利厚生の話、労働時間の話、職場の人間の話…
ゲーム業界の労働時間がヤバいことは業界研究のときに既にわかっていたことなので、この質問が飛んできたときは

と思いましたねw
あと、こういう具体的な質問が飛んでくるということは企業側もかなり具体的に働いてもらうイメージを持っていると思っていいと思います。
(慢心しちゃダメですが、勝ち戦みたいなもんです)
1点だけ気をつけてほしいのは、面接の中で採用と言い渡され、事前に聞いていたのとは異なる労働条件を提示されるケース。
もしその条件に少しでも疑問を感じるのであれば、即答せず、持ち帰り案件にしましょう。
内定が出て舞い上がるのもわかりますが、ここはしっかりしておかないと後々後悔することになるかもしれません。
(入社できたら)会社で達成したい夢や目標は?
メモ
- 自分の発案でゲームをリリースすること
- プロデューサーになること
おそらくこれも聞かれると思います。熱く語れるようにしておきましょう。
新卒みたいな質問ですが、実は
第二新卒の面接では新卒が聞かれるような質問が飛んでくることも多いです。
別記事でも紹介していますが、第二新卒は新卒組とキャリア組のハイブリットです。
新卒組 :将来性
キャリア組:即戦力
この両方の良いところを持っている第二新卒は、新卒のように将来を聞かれることもあれば、キャリア組のように実際にできることを聞かれることもあります。
その準備は、しっかりとしておいたほうが良いです。
大きな口を叩ける夢を熱く語って許されるのも第二新卒までなので、自分なりに会社でどういう仕事がしたいのか、どんな夢や目標を持って仕事をしたいのかをイメージしておくといいですね。
想定外の質問が来たときに出来る対処法とは
第一志望の会社であればあるほど、面接には万全の準備をしていきたいものですよね。
でも、想像を絶するような質問が飛んでくることもあります。
そんなときはどうすればいいのか…
この章で説明します!
全ての質問に答えを用意することは不可能
冒頭でも少し触れましたが、面接はコミュニケーションです。
相手は人間なので、事前に相手が聞いてくる質問を全て把握することはできません。
例えば、あなたが企業分析をしまくって、完璧な受け答えができたとします。
それはそれで素晴らしいです。
…が、僕がもし面接官で、全て用意されてきた受け答えをするような人が面接に来たりしたら、絶対答えを用意してないようなぶっ飛んだ質問をすると思います。
(イジワルですみませんw)
人間なんてそんなものです。だからこそ、ブレない軸をしっかりと持ちましょう。
軸を持っていると、何を聞かれても大丈夫です。
上辺だけでなく、本心で話すようにしましょう。
間違えたときは素直に謝る
先ほども実際に聞かれた質問内容の章でも言いましたが
僕は企業分析不足で結構やらかした返答をしたんですが、そのときは素直に謝りました。
実は、入社してから当時の面接官(会社役員)と食事に行く機会があったんですが、

と言われたので、どうやら謝罪はプラスに働いたようです。
変に言い逃れせず、わからないところ、間違えたところは素直に謝ることが大切ですね。
間違えた=不採用にはならないので、気負わずリラックスして面接に挑みましょう。
第二新卒に新卒にも負けない明るさと元気って、本当に必要?
若さを武器に…
よろしくお願いします!!!
…


どうなるかは、同じ業界でも受けた会社によって全然違うと思います。
これ、企業分析がすごく大事になってくるんですが、まずそれよりも大事にしてほしいのが、
その元気さはあなたのありのままの姿なのか
というところです。
本当はそんなに普段から大きな声も出さないのに、無駄に元気の良い面接の受け答えをして、
もしも

みたいなことになったら入社後に苦しむのはあなたです。
どこに行きたいか
も大切だと思いますが、
どこが自分と合っているのか
をしっかりと見極めて転職活動をしてほしいと思います。
第二新卒の面接対策、僕が実際にしたことを紹介します
企業分析をするだけでは面接に行くのは不安ですよね。。
面接は、事前に準備をしておくと精神的にも余裕が生まれてリラックスして臨めます。
では、
実際どんな面接対策をすればいいのか
ここでは、実際に僕が行った対策方法をご紹介します。
1次面接の人事を味方に付ける
これ、会社によっては難しいかもしれないんですが…可能ならしておきたいところです。
第二新卒は、新卒の面接と違って人事と現場の両方からOKが出ないと採用されないケースが多いです。
新卒採用は人事が一環して採用まで行うんですけど、第二新卒は現場の意見が結構尊重されたりします。
だからこそ、1次面接で面接官をしてくれた人事に

と思ってもらえると、人事が現場に猛PUSHしてくれますし、
最終面接の前にちょろっとアドバイスをしに待合室にきてくれたりするかもしれません。
(実際僕がそうだった)
なので、難しいところだと思うんですが味方に付けれるような1次面接ができればベストです。
友人や家族と模擬面接をしまくる
友達でも家族でも、とにかく模擬面接をしまくりましょう。
面接では普段使わないような敬語を使うこともありますし、予想外の質問にしっかりと答えられるようになるためにも模擬面接で実践練習しまくるべきです。
もし相手がいなければ、風呂場で一人でなんちゃって面接してもいいですし、エージェントに面接練習に付き合ってほしいと相談するのもいいと思います。
第二新卒の面接のプロに過去の質問内容を聞く
一番いいのがこれ。やっぱり、面接なら行きたい会社の面接で過去にどんな質問がされたのかを確認したいですよね。
実はこれ、ネットで集めるのはすごく非効率。
そもそも第二新卒はネットに例が少ないこともありますし、面接内容などをSNSに出すのを禁止している企業もあるぐらいですから例を探すのは大変だと思います。
実際に僕も探すときはかなり苦労したので、僕はエージェントに頼りました。
エージェントであれば、過去にその企業がどんな面接をしているのかをしっかりとデータを集めているので、内定した場合の面接だけでなく不採用だった面接の内容までデータを沢山提供してくれます。
特に自分が行きたい会社に強いエージェントに出会えると、面接対策はエージェントに全部任せて大丈夫。すごい量の例が来たりします。笑
僕もかなりたくさんの例をもらったので、エージェントには本当感謝です。
本当、何から何まで準備してくれるんですよね。。
ちなみに、どのエージェントがどういった会社に強いのかが知りたいなら、実際にエージェントと話をするのが一番てっとり早いです。
エージェントとの面談は無料ですし、あなたが忙しくてもエージェントがあなたのスケジュールに合わせて面談の時間を決めてくれるので、本当に転職をしたいなら近場で話を聞くぐらいはするべきですね。
合わせて読みたい
-
【経験者が断言】第二新卒の転職活動では必ず転職エージェントを使うべき
早く転職したい… どうやったら早くて失敗しない転職ができる? 答えは簡単で、この悩みは全て転職エージェント ...
続きを見る
第二新卒に求められていることは何かを改めて考えほしい
散々面接について語ってきましたが、面接で成功するのに必要なのはすごくシンプルで、
企業がなぜ第二新卒のあなたを欲しがっているのか
をしっかりと考えて対策を練れているか
が成功への近道だと思います。
なぜ新卒でもなく、キャリア組でもなく第二新卒なのか。
大切なことなので、改めて考えてみましょう。
合わせて読みたい
-
第二新卒で転職するメリット・デメリットとは|実際に転職した僕が語る
どうも、だいすけ(@apainidia)です! 今回は、第二新卒で転職するときのメリットやデメリットが知りたい方に向けて ...
続きを見る
企業が第二新卒に望むのは、コストの掛からない伸びシロ要素
企業が第二新卒を欲しがる最大の理由はこれです。
社会人としてのビジネスマナー、社会人とはなんなのか、働くとは…
そういったことを教える育成コストはバカにならないので、ここをカットしてさっさとあなたを優秀な人材に育てたいのが企業の本音です。
かといって、社会人歴が長いとある程度できることも決まってしまう…
だからこそ、まだまだこれから伸び盛りの若手、つまり第二新卒に企業は期待を寄せるんですね。
市場価値、かなり高いです
新卒時代の面接対策を思い出してみる
第二新卒の面接は、新卒時代に聞かれたような内容の質問もバンバン飛んできます。
将来性を期待されているので、今後どうなりたいのか、どう思っているのかという考えの部分もしっかりと聞いてくれるんです。
だからこそ、新卒時代にどういう質問をされたのか、そして、あなたが何を考えていたのかを改めて思い返してみることは大切です。
第二新卒は、企業が即戦力を求めているなら採用されない
何度も言いますが、ここは大事なのでよく覚えておいてほしいです。
それは、
あなたは新卒とキャリア組、両方の良いところを持っている
ということ。
そして、言い換えてみれば第二新卒は二つの中間に立つポジションとして、新卒とキャリア組の悪いところを補い合ってるわけです。
新卒は、将来性を求められる代わりに即戦力を求められません。
キャリア組は、即戦力が必要とされますが新卒時代のように将来性をしっかりと見てくれる企業は少ないです。
でも、企業は第二新卒のあなたがほしいんです。
それがどういうことか
つまり、
今の段階でちょっとだけでも戦力になるなら
あなたの将来性を見据えて採用します
ってことです。
戦力がほしいならキャリア組を採用するはずです。
このことを忘れないようにしてほしいと思います。
第二新卒の面接は、ポイントを抑えれば事前にほぼ攻略可能!
散々語りましたが、最後に第二新卒の面接で気をつけたいポイントをまとめました。
まとめ
- 面接では素直になろう
- 面接では好きなことを熱く語ろう
- 面接は事前準備が命!
- 企業が第二新卒を欲しがる理由を理解しよう
ここをしっかりと理解していれば、どんな質問がきても大丈夫ですし、企業とあなたのミスマッチも防げるはずです。
面接まで行けば、内定はもう少し!行きたい企業にいけるように事前準備は怠らないようにしましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。