こんにちは。だいすけです。
まず初めに、ハッキリ言って僕は毎月何十冊も本を読むような人間ではありません。
そもそも活字はハッキリ言って苦手だし、難しい本を読む時間があるならアニメ見たりゲームしたりする方が好きです。
とは言っても、本ってやっぱり偉大だなと思います。
なぜなら、僕みたいに活字が苦手な人でも読める本は山ほどあるし、本から得られる知識や他人の経験談は、どれも自分を成長させてくれるものばかりだからです。
と言うわけで、僕が紹介するのは普段活字に触れていない人でも比較的読みやすくて、且つ中身が濃いものを紹介していきます。
【これを読めばOK】20代の会社員におすすめのビジネス書
まずは、20代で会社で働いている会社員におすすめのビジネス書を紹介します。
いずれの本も、仕事をする上で最低限必要なマナーや教養の本と言うわけではなく、働くに当たってワンステップ上の思考法を身に付ける手助けをしてくれる本となっています。
ハイパワー・マーケティング
おすすめポイント
- マーケティングの本質が学べる
- マーケティングから、ビジネス全般に必要な考え方を学べる
- 一つ一つの内容に具体例が書いてあってイメージしやすい
尊敬するマーケターの方におすすめされて読んだ本で、個人的には最もオススメしたい本です。
本自体は分厚いので本屋で見た時は「うわぁ…」と思ったのですが、実際に読んでみると内容がとても分かりやすいため、すぐに読み終わると思います。
マーケティングのことは勿論、営業や接客業など、「人」を相手に仕事をしている人であれば全員が参考になると思います。
仕事ができる人の最高の時間術
おすすめポイント
- 文章がとにかく分かりやすい
- とにかく「誰でもできる・再現性がある・継続できる」
- ところどころに自己啓発的な内容があるのでやる気が出る
仕事が激化し始めた頃、「やべぇ自分のキャパ越えてるわ」と思って先人の知恵を借りるために買った本です。
幾つか仕事の時間術の本を読みましたが、この本が一番分かりやすくて効果がありました。
本って勉強とかと同じで何度も何度も繰り返し読むことで理解が深まると思うんですが、それって1度読むだけだと理解できていない部分があったり、大事なことが1回しか書かれていないからだと思うんですね。
ただ、この本は大事なことが何回も書かれているのと、かなり文章が分かりやすいので一度読むだけで大事な部分がスラスラ入ってきます。
藤田晋の成長論
おすすめポイント
- サイバーエージェントの社長の考え方がわかる
- ビジネス書の入門としては最適(分かりやすさと読みやすさ)
- これ読んだらどんだけ仕事嫌いな人でも仕事したくなる
abemaTVやアメブロで有名なサイバーエージェントの産みの親、藤田さん。ちなみにここは僕が前働いてた会社です。
藤田さんは何冊か本を出版していますが、仕事に活かす、ビジネス書としてはこの『藤田晋の成長論』がおすすめです。
この本は一つ一つの項目がとても短く、読みやすいです。
イメージは、「正論を振りかざさない」という見出しあれば、その説明が2Pあって、それが何十個もある…みたいなかんじです。
どうやってサイバーエージェントを作り上げたか、どのように成り上がったのかが気になる方は『渋谷ではたらく社長の告白』がおすすめです。
全然関係ないですが、この会社入ったらみんなこの本読みます。
「いつでも転職できる」を武器にする
おすすめポイント
- 著書内で転職を強制している訳ではない
- 仕事選びで悩んでいる人は確実に参考になる
- 再現性がある
突然ですが、このサイトは転職をテーマにしているサイトなので多くの方の転職についての意見や悩みを聞きます。
やはり「転職は優秀な人でなければ成功しない」と考えている人は多いし、そういった紹介をしている著書は多いです。
確かにそれはそれで一理あるし、そのために優秀になるにはどうすればいいかを紹介している著書もあるのですが、再現性が無いものが非常に多いんですね。
ですが、この本はどうすれば転職できる人間になるのかを考える本です。
今の仕事に悩んでいる人は勿論、今の会社に10年もいるイメージ沸かないという人にはかなりおすすめです。
戦略プロフェッショナル
おすすめポイント
- 体験談ベースの話なので入ってきやすい
- 法人営業をしている人は必ず読みたい
- 経営陣に気に入られたい方は一読の価値あり
今まで紹介した本に比べると、正直ちょっと読み辛い(難しい)です。ただ、法人営業をしている方や経営的な目線を培いたい方にはとにかく刺さる内容。
人を選ぶ本だと思うので、いったん書店で実際に「はじめに」を読んでみたりAmazonのレビューを見たりして興味があるのであれば、スイスイ話が頭に入ってくると思います。
書いてある内容は「戦略プロフェッショナル」の名の通りMBA等に基づいた経営戦略についてから始まるのですが、MBAって何やねん?って人でも十分読めます。
ちなみに僕がこの本を読んだ理由は単純で、26か27歳ぐらいのときに当時の上司から課題図書的な感じでおすすめされたから。
(どうでもいいのですが、上司から紹介されたとき、「ここは媚びの売り時やな」と思って、おすすめされた当日に読んで翌日に感想を伝えました。これも戦略なんやで)
会社員以外にもおすすめのビジネス書
ここからは、いわゆる普通の会社員以外のあらゆる20代におすすめできるビジネス書を紹介します。
紹介している本の中には自己啓発っぽい本も含まれているので「ビジネス書とは」と思う方もいるかもしれませんが、個人的には仕事に使えると思うものは全てビジネス書だと思っているのであまり細かいことを気にしないでいただけると幸いです!
YESの9割はフロントトークで決まる
おすすめポイント
- 体験談ベースの話なので入ってきやすい
- 法人営業をしている人は必ず読みたい
- 経営陣に気に入られたい方は一読の価値あり
名前の通り「お客様にYESと言わせるためにはどうすれば良いのか」というビジネスの本質が記されています。
顧客が満足して商品を購入して、更にリピーターになってくれるためのハウツーが凝縮されていながら、非常に読みやすい文章が特徴的です。
著者は女性で、男性にはない細やかな気配りや俯瞰して物事を見れる考え方は本当に参考になります。
マーケターや営業担当を始め、アフィリエイターや夜の仕事をしている人にもおすすめです。
ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45
おすすめポイント
- 集中するためにはどうすれば良いのかがわかる
- 人間って集中できない生き物という前提から入るので分かりやすい
- 継続できるような集中方法が沢山書いてある
そもそもの話なのですが、僕は集中力が全く無いからこそこの本を読んだので、自分で集中力無いわ〜と思う方以外は読まなくて良いと思います。
ただ、もし集中力無いと思っている方がいればこの本は必ず読むべきです。
人間の頭の中には獣(自制し辛い本能)がいて、その獣が集中力を疎外するという話から始まります。要するに、人間が集中できないのって仕方無いから、集中するためにうまいこと獣と付き合っていくためには?というライフハックが書かれています。
メンタリストDaiGoも集中力に関する本を出版されていますが、書かれていることが極端で実践し辛いものも含まれています。(部屋から集中を疎外するものを全て排除しましょうetc)
ただ、この本はどちらかと言うと意識するだけで集中力を高めることができるライフハックを中心に紹介してくれているので手軽に実践できておすすめです。
よりこの本の効果を高めるために、ノートも発売されています。
僕もテレワークなど仕事がどうしても集中し辛いときに使っていますが、効果絶大でおすすめです。
元FBIが教える「心を支配する」方法
おすすめポイント
- 仕事の人間関係に悩んでいる人向け
- なぜか周りが言うことを聞いてくれないか良く分かる
- 自分の行動が相手にどう思われているのかが分かる
人とうまく付き合っていく上で大切なのは「相手が傷つかないような言葉を使うこと」だと思っていましたが、この本では言葉は勿論、言葉以外の動作も相手の印象に大きな影響を与えていて、どのような行動をすれば人と上手く付き合っていけるかが詳しく書かれています。
同じジャンルで有名なものに「伝え方が9割」という本がありますが、この「心を支配する」方法はより汎用的に使える内容になっているので非常におすすめです。
対面だけでなくネットでの人との付き合い方も書かれているので、SNSやYoutube等で人から好かれたい…と考えている人もぜひ読んでみてください。
【意識高い系】著名人によるビジネス書
ここから紹介する本はビジネス書というより、自己啓発本や著名人のエッセイに近いかもしれません。
ただ、いずれの人も特定の分野で大きな成功を納めている人たちの考え方がギッシリと詰まっている著書になっているので、仕事だけでなく、何かで成功したい・目標を達成したいと思っている人には刺さる内容になっているはずです。
メモの魔力
おすすめポイント
- SHOWROOMはどのように成功に至ったのか
- なぜ著者の前田氏は人の何十倍もメモをとるのか
- あらゆることを自分のことに置き換え、成功させるハウツーが満載
まず、著名人によるエッセイや自己啓発本の全ては、著者自身の成功体験をベースに話が展開されています。
僕だけかもしれませんが、こういった内容の普通に読むと「あなただから上手くいったんでしょう」「再現性はないただの自慢話」となってしまうんですよね。
ただ、『メモの魔力』を読んでからは考え方が変わりました。○○で成功した方法を△△でも活かすためにはどうすれば良いのか?というメモの取り方が詳しく紹介されていたからです。
著書の中で出てくるメモとは、まるで新入社員が先輩の言うことをメモするような、人の話をそのまま取るメモに限らず、「事実」「抽象」「転用」に分けるメモを指しています。
個人的には、この記事の中で紹介している本の中で最も読んで良かったと思える本です。
メモの魔力で紹介されている内容を最大限活用できるよう、著者の前田さんが監修したモレスキン(なんかおしゃれな無地の手帳)も紀伊國屋書店限定で発売されているので、興味のある方はチェックしてみては如何でしょうか。
ブチ抜く力
おすすめポイント
- 金を求め続ける男がなぜ成功するのか
- なぜ1ヶ月で20kg以上ダイエットできたのか?
- 一つの物事をやり抜くためのライフハックと考え方
いきなりなんですけど、やらないといけない…とわかっていてもやる気がなくなるときってあると思うんですよ。
そもそもやる気の有る無しで行動するな、と思う人もいると思うのですが、「いや、人間だし感情捨てろって言われてもな…」と思います。
そんなこんなで僕は何か行動するときにはやる気を大切にしているのですが、正直、やる気を出すためにはこの本が最強です。
成功している人がなぜ成功しているのか、成功するというのはどれほど、どのように頑張らないといけないのか、が具体的に書かれていて、とにかくやる気が出る。
個人的にオススメなのは、『メモの魔力』を読んだ後に『ブチ抜く力』を読むコンボです。
著者の与沢氏は情報商材屋(スマホ1台で100万稼ぐ方法教えます的なアレを扱う詐欺師)として反感を喰らっていた時期もある方ですが、取り組んでいた内容はさておき、そのストイックさには感銘を受けます。
わたし息してる?
おすすめポイント
- 子役〜Youtuberと息してるてんちむ氏の著書
- 気取らない等身大の人生観
- なぜ彼女は成功し続けるのかを自身の言葉で紹介
「ヤッホーみんな息してる?」の挨拶でおなじみ、子役〜ギャルモデル〜Youtuberと、時代に合わせて息してるてんちむ氏の著書は、自己啓発の要素は殆どなく、エッセイ本と言えるかもしれません。
ただ、登録者100万人を超えている大人気Youtuberはどういう思考を持っているのか、なぜ常に形を変えても成功し続けるのかが読み解けます。
Youtuberの著書は他にもありますが、時代を生きている20代(同世代)の考えをここまで読み解ける著書は珍しい。おすすめです。
まとめ|とりあえず活字苦手でも本は1冊でも読んどこうで
ここまで、頭が悪い僕でも読めた、役に立ったと思うビジネス書を紹介してきました。
僕が紹介した本以外にも、『7つの習慣』や『ビジョナリーカンパニー』などの有名なビジネス本もあります。
こういった有名な本は物量も多く、活字だらけで読みにくいと思って敢えて紹介しなかったのですが、最近はマンガ版や大幅な改修版など、読みやすくなって新装されているものも沢山あります。
本は自分の世界を手軽に広げてくれる非常に優れたツールです。
紙の本で読むもよし、kindleを使って電子書籍を買うもよし、参考にしてみてくださいね。